将来就きたい職業

幼稚園の卒園文集で「将来就きたい職業」について書かされたことがある。
みんな「宇宙飛行士」だとか「ケーキ屋さん」だとか、夢のある職業を書いていた気がするのだが、そんな中で強烈に印象に残っているのは、友達だったKくんの夢だ。

「サラリーマンになりたい」

当時の俺はそれを読んだとき、あまりのシュールさに笑い転げてしまった。天然ではなく狙った回答であることが予想されるので、当時のKくんのセンスには感心する。


さて、現在の俺は立派なサラリーマンを目指してリクナビやら日経やらのメールを毎日読まずに捨てる日々なのだが、そんな俺を幼稚園児の俺は笑っているのだろう。現実は実にシュールだ。


ちなみに俺の就きたかった職業は「超能力者」だった。