Thunderbolt ターゲットディスクモードを試す

Thunderboltポートを搭載したMacは、ターゲットディスクモードで起動することにより、外付けのThunderboltストレージとして利用することが可能だ。先日MacBook Airを購入したので、Thunderboltターゲットディスクモードを試してみた。

条件

今回テストに使用したのは、MacBook Air (CPU:Core i5 1.6GHz, RAM:4GB, SSD:128GB)とMacBook Pro (CPU:Core i7 2.2GHz, RAM:8GB, SSD:256GB)。そして接続のためにApple Thunderboltケーブルを購入した。
ベンチマークにはXbenchを使用し、Sequntial Read/Write、Random Read/Write (256k blocks)の速度を測定した。
測定したのは、Pro、Air単独でのデータ、そしてProをターゲットディスクにしてAirに接続した場合、AirをターゲットディスクにしてProに接続した場合のデータである。比較のためにProに接続したUSB外付けHDDのベンチマークも測定した。

結果



ざっくりと結果を見ると、内蔵の半分程度の速度で読み書きできる模様(Random Readの遅さが気になるが)。USB HDDの4〜5倍の速度は出ているので、大きなデータを移動する場合には役立つと思う。体感速度は特に問題がないレベルなので、試していないけれどターゲットディスクからのシステム起動は十分実用に耐えうるはず。