ネットの次

先日の飲み会で「ネットの次は何が来るか」と訊かれ、俺は「薬」と答えた。
言ってから「しまったー」と思った時にはもう既に遅し、何とも微妙な空気になっていた。「(卍talkは)三歩先を行ってるな」とか君たち優しすぎですよ。
この失敗の原因は、俺が「ネット」のコンテクストをメディアや情報インフラとして返答してしまったことにある。そのときの話の中では「ネット」は単なる趣味としての意味しか持っていなかったのだ。
薬剤により脳に直接情報を送り込むというのは、ありふれたアイデアだ。iPhoneがいくら素晴らしい情報端末だとしても、手によるコマンド入力と目、耳からの情報取り込みは避けて通れないし持ち歩くのは面倒。だからiTunes Storeで音楽や動画を買う代わりに錠剤買って飲んでハッピー。あとは任天堂スーパーマリオタブレットを発売とかね。問題がありすぎるので*1何百年経っても実用化は無いと思うけれど、面白いアイデアだとは思う。
まー、そんな感じで見事に話をフォールドさせてしまった。素直に電脳メガネとか言っておけば良かった。

*1:クスリをキメて見る幻覚と同じだし